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つくる人たちでみる

中原秀章・あずさ

自己紹介をお願いします。

中原秀章/明石市出身。上松技専で木工を学び家具製作会社勤務を経て、2012年majakkaを開業。中原あずさ/横浜市出身。武蔵野美術大学卒業。東京額縁職人のもとで額縁製作、上松技専で木工芸を学ぶ。

どんな活動をしているの?

オーダーメイドの家具と額縁を製作・販売する工房とお店「majakka」を運営しています。長く愛着を持って使えるものを丁寧に手作りでお客さまにお届けしています。
自分で自分の暮らしをかたちづくることで「生きること・暮らすこと」は、もっと愉しくなる。そんな愉しさに気づくきっかけをオーダーメイドでお手伝いできたらいいな、と思っています。

どんな建物を改装したの?しているの?

高倉台団地 / 神戸市須磨区(中古分譲団地の一室を購入)
築40年をこえていますが、キレイに住まわれている物件が多いのが印象的な団地です。手を加えて価格を高くしてしまっている物件ではなく、現状のまま(水廻り等が古い)で価格の低い物件を探すことは、けっこう難しかったです。

物件種別 中層マンション
物件概要(面積など) 60.38㎡ / 鉄筋コンクリート造陸屋根5階建3階
かかった日数 2ヶ月+これから暮らしながら
お金のこと 購入費320万円(諸経費込み)+改装費150万円

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団地ラボの試み

AREA須磨区高倉台

高倉台団地 / 神戸市須磨区(中古分譲団地の一室を購入) 築40年をこえていますが、キレイに住まわれている物件が多いのが印象的な団地です。手を加えて価格を高くしてしまっている物件ではなく、現状のまま(水廻り等が古い)で価格の低い物件を探すことは、けっこう難しかったです。

誰とどんな改装をしたの?

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「団地って、面白い!」を共有する人たちが集まった【団地ラボ】メンバーで改装ワークショップのメニューを企画、団地内外に情報発信をし、ワークショップ参加者を随時募り改装。下地・設備工事等、専門の職人に仕上げてもらう部分以外は、ワークショップ参加者+暮らし手となる「自分たち」で施工。高倉台在住の方から、神戸市内、尼崎市、明石市、大阪からも参加者は集まりました。

なぜこの場所・この建物だったの?

【メリット】
・子どもが生まれて引っ越しを考えた際の、子育て環境&職場へのアクセスの良さ
・ゆったりとした敷地の広さ。
・丈夫でリーズナブルで、自由度の高い「四角いハコ」という魅力。箱がリーズナブルなので、中身を充実・中身に手がかけられる面白さ。

【デメリット】
交通手段が限られているため(最寄駅からバス)立地場所の魅力が若干弱い。

楽しかったところは?しんどかったところは?

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【楽しかったところ】
・ワークショップを通して、「作ること」に対して同じ考えをもった方々と出会い、ともに作業ができたこと。
・職人の技を間近で見ながら、自分で出来ること・出来ないことの見極めをしながら納得して取り組めたこと。
・日々、刻々と変化していく様子が面白い。

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【しんどかったところ】
ワークショップを交えながら完成させるということ。想定外のこともあり準備段階から「自分だけでやる」よりも難しいことを実感。
(時間内に終わらせるための時間配分。人数にあわせた作業箇所の分配。道具の手配・準備等)

建物で気に入ってるところはどんなところ?

団地特有の空気感、なつかしさ。建物そのもの、団地をかこむ環境に人間味のあるところ。
眺望の良さ。目の前に大きな建物がないので、景色がひらけていて清々しい。人の目が気にならないのも良い。
南北に風の通り抜ける窓の位置・大きさ。 南向きで明るいこと。

近くの住人との関係はどう?

改装を始めるまえにトークイベントを団地内の会館で開き、続けてワークショップを行ったことで、暮らすまえから、団地で暮らす方々とリアルな「団地暮らし」のお話しができたことは、とてもありがたいです。

月1回行われる団地の掃除は、とても良い意味で「団地の元気度合い」のみれるバロメーターだな、と感じています。ともに暮らすということは、ともに管理するということ。多くのかたが掃除に参加されている姿が、「元気だな」を感じさせてくれます。

今後の展開は?

004【団地ラボ】が結成され、普通のリノベとは一味違う「DIYリノベ」で【団地301】が完成しました(詳しくは下記リンク参照)。
【団地301】は私たち中原家の自宅兼、みんなでつくった「おうち」だからこそ、みんな&まちに向けてひらかれた場になるよう育てていきたいな、と考えています。

― こんなひとに向けて… ―
①団地暮らしに興味のある人
②現状の暮らしに+DIYのキッカケ探しをしている人
③団地&まちをもっと愉しく活かしたいと考えている人
― こんなことをしていきたい… ―
・手を動かして作る・考える・話しあう・聞く、そんな場のあるワークショップの開催
・自分たちの「つくる」仕事を活かした「工夫+ヒント」のみえる暮らしの情報発信
・団地・ひと / まち・ひと / つくるひと・住むひと → つながる拠点
ハードではない、「そこで、どう暮らすか」のソフト面の充実を発信することで、暮らすことを愉しむ人をふやしていきたい。ハードを作るまちづくりではなく、ソフトから動き出す、まちづくりをしていく「きっかけ」の種を【団地301】は、まけたらいいなと思っています。

◆参照サイト◆
●【団地ラボ】とは?
●【団地から。プロジェクト in 高倉台】

※記事内の文章は原文を尊重しています。

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