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仲島義人・平井陽

自己紹介をお願いします。

1984年岡山県津山市生まれ、小中学校の同級生の二人。3児の父で料理人の仲島義人と建築士の平井陽、双子座のA型絵描きコンビ「地球は丸い」として活動してます。

どんな活動をしているの?

和田岬にある小さな3階建の建物を2棟借りて、改装・運営しています。

2014年にカルチア食堂とアトリエ・ギャラリー「余白と公房」を作り、現在は2棟目を住居、写真スタジオに改装中。最近は、カルチア食堂の常連客もDIYの輪に加わり、週末ごとに集まって作業しています。

活動の発端は、仲島と平井が和田岬の空きビルを見つけて、食堂を作り始めたことです。「カルチア食堂」、これ小さい店じゃけど、自分たちにとっては城じゃけんね。「一国一城の主」として、これ自分の手で作らずして誰が作ると。空間のイメージもあった。何となく自分でできそうな気もした。じゃあ、やるかと。絵描きをしていることもあって、表現すること・作ることには人一倍こだわりがありましたね。

どんな建物を改装したの?しているの?

建物2棟なんですが、どちらも築45年ほどの3階建ての小さなビルです。最初に1棟目の1階にカルチア食堂を作って、経営が軌道に乗ってきた頃に、3階の空きスペースを改装して、アトリエ・ギャラリー「余白と公房」を作りました。

それから翌年、空き家だった隣の建物まで借りてしまって、3階は住居、2階は写真スタジオ、1階の用途はまだ決まってませんが、ただ今改装中です。突然和田岬にふざけた食堂兼酒場をオープンしたかと思うと、2棟目まで借りて改装始めたわけで。地元からは好奇の目で見られています。

物件概要 延床面積約100平米/鉄骨造3階建(カルチア食堂のビルヂング)、となりのビルヂングともにほぼ同じ)
かかった日数 カルチア食堂:4ヶ月 / 余白と公房:1ヶ月 / となりのビルヂング:2ヶ月〜(現在も改装中)
お金のこと [改装費] カルチア食堂:250万円(設備工事、厨房機器含む) / 余白と公房:20万円 / となりのビルヂング:200万円(既存解体撤去、設備工事含む)

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街を耕すビル

AREA兵庫区笠松通

建物2棟なんですが、どちらも築45年ほどの3階建ての小さなビルです。最初に1棟目の1階にカルチア食堂を作って、経営が軌道に乗ってきた頃に、3階の空きスペースを改装して、アトリエ・ギャラリーを作りました。 それから翌年、空き家だった隣の建物まで借りてしまって、3階は住居、2階は写真スタジオ、1階の用

誰とどのようにして改装したの?

00 二人の写真2カルチア食堂は仲島と平井が3ヶ月ほどかけて手作りしました。

仲島が仕事辞めよかなと思ってた頃、和田岬でみつけた小さな空きビル、やけに気になってね。一緒に絵描き活動してた友人の平井に声かけるんです。平井は京都が好きで京都に住んでたんですが、これ面白そうと思ってすぐ和田岬に引っ越します。それから改装中と、店舗オープン後1年くらい、平井はここ(カルチア食堂)の2階に住んでました。

そしてとなりのビルヂングも改装はじめました。 さらにメンバーが増えて大所帯、デザイナーにカメラマンに建築士に学生に、ほとんどカルチア食堂のお客さん繋がりなんですけど、週末になると集まって作業という具合です。お客さんが改装メンバーに加わるという良い循環が生まれてますね。

となりのビルヂングは当初、以前の用途だった釣具屋の内装がそのまま放置された状態で。この内装を手作業で解体するのには、かなり難儀したんです。

お気に入りの部分はどこ?

14 タイルワーク2好きなものを好きなように組み合わせて作ってるんで、全てに愛着がありますが。

例えばテーブルや棚なんかも作ってみたら意外と上手くいったんで、調子づいてタイル貼ったりモルタル塗ったり。けっこうその場の勢いだったりするんですけど。友人の厚意で色んな種類のタイルを大量に入手できたんで、厨房内についてはタイルでかなり自由に遊んでます。息子に自由に貼らせたりして。

060隣の改装カルチア交芸団あととなりのビルヂングですが、もう釣具屋ではないけど、正面に掲げられた「釣具」の看板はしばらくそのままにしておきたいなあと思っています。この写真はその解体・改装チーム、名付けて“カルチア交芸団”です。後ろの「釣具」、ええ感じでしょ。

改装のどういうところが楽しかった?

24 カルチア賑わいまずは、ものを作るというのが単純に楽しいです。想像して、素材を選んで、実際に手を動かして作って、そうやって空間ができていくわけですから。波板やタイルや木材なんかの素材を並べて、ビール飲みながらお気に入りの音楽を聴きながら、空間のイメージを膨らませて。「よし、小屋みたいにしよう」とかね。その勢いでガシガシと作ってみたり、ふざけてみたり。

それと、改装の話と関係ないようで、関係あるんで言いますけど、仲島も平井も坂口恭平さんと松本大洋さんと小山田壮平くん大好きです。あと二人とも岡山県津山市生まれで小中学校の同級生。気の合う仲間とわいわい作れる環境があるというのも大事ですね。

カルチア食堂を作っているときは、楽しすぎて、店オープンしたくなかったんですよ。正直、ひたすら作っていたかったです。まあ家計的にも営業始めないわけにはいかないんで(笑)、2014年6月にオープンしました。

なぜこの場所・この建物だったの?

和田岬の耕し甲斐のある土地柄にひかれました。

なおかつ、たまたま空いていたこの3階建てのビルヂングですよ!3階もあったら店だけじゃなく色々できるがん!和田岬ええがん!と。直感なんですが、間違ってなかったです。

【余白】、これ芸工大の松山君が見つけてくれたキーワードで、気に入っとるけん使っとんですが、少し寂れた感じ、空き家の多いこの町に、僕らが入り込んで楽しくやっていける余白を感じてました。あと平井は空海が好きなんで、和田岬については「大輪田の泊!」とか言って喜んでました。

070和田岬風景

建物ごと借りることでイメージがぐんぐん広がって、2階に平井が移り住んだり、3階を改装してギャラリーにしてみたり。色々可能性があるんで、視野が広がりました。隣の建物まで借りるという発想も、その流れですね。

少しリアルな部分に触れると、家賃が驚くほど安いのも魅力です。「カルチアのビルヂング」は3階建てですが、おそらく都内のちょっとしたワンルームくらいの家賃です。「となりのビルヂング」に至っては、三ノ宮のちょっとしたワンルームより安いですね。寛大な大家さんあってのことですが。

今後の展開は?

??????21 ? ルチア交芸団ひとまず「となりのビルヂング」の改装を完成させることですね。1階の用途が決まってないのですが、「いろんな人が集まるカレー屋さん」みたいなのがあればいいなあと思ってます。

◆参照サイト◆

カルチア食堂(https://www.facebook.com/CultureSyokudo/

カルチア交芸団 (https://www.facebook.com/cultiakougeidan/

※記事内の文章は原文を尊重しています。

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