みんなでつくろう

つくる人たちでみる

辰巳博康 松山昌太郎 山門久晃

自己紹介をお願いします。

神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科で出逢った、大阪、大分、和歌山と異なる出身の三人組。
学生らしく、学生の間でできることを全力で楽しみながら、様々なことに挑戦しています。

どんな活動をしているの?

新開地にある4階建の建物の2階部分を借りて、改装しています。
現在は3人の部屋、リビング、工房という風になっていますが、今後工房スペースが自分達以外の人も使えるような何か面白い活用方法はないかと模索しています。

どんな建物を改装したの?しているの?

新開地にある建物2階部分だけなんですが、かなり廃墟ビルに近い状態で、以前住まわれていた方の物が残っていたり、不思議なくらい奥行きのある押入れがあったり、少しおどろおどろしい雰囲気も当初は感じたりしました。

物件種別 ビル
物件概要 鉄筋コンクリート造4階建ての2階部分
かかった日数 3ヶ月
お金のこと 約30万円

誰とどんな改装をしたの?

モノづくりが好きな同期の仲間3人と空き家ビルをルームシェアができるように改装しました。

なぜこの場所・この建物だったの?

利便性良し!街の雰囲気に漂う下町感がすごく心地良い!建物もめちゃくちゃ広い上にRC造だから自由な改装ができる!この三拍子が一番の決め手でした。

楽しかったところは?しんどかったところは?

楽しかったところは箱の壁を作るときでした。箱は、作る度にコツつかみ、上達していくのを実感、さらに、箱の壁として実際において見ながら、みんなでデザインを考える、その一連の流れがすごく楽しい時間でした。

しんどかったところは、大学に通いながら作業していたというところです。建築学科ということもあり、設計課題と並行しながら日々の工程の段取りや作業するのは想像以上に大変でした。

建物で気に入ってるところはどんなところ?

%e7%85%a7%e6%98%8e_4581三人の部屋と工房の間にある“リビング”が、個室よりも広く、工房よりも狭い、程よい広さとなっていて、みんな部屋にいてもついリビングに出てきてしまう、どこか落ち着くような感じが、“自分たちの家”という感じがしてすごく気に入っています。

近くの住人との関係はどう?

空いていた上階は、アーティストや長期滞在をしている外国人などが住んでいるので、いろんなひとたちとの交流が日常的にできるのがすごく刺激的で楽しいです。

今後の展開は?

広さを3人だと持て余してしまうので、ビルの住人や近隣の人々との交流を生むパブリックなスペースとして活用の模索と、僕たちの大学卒後に、大学の後輩や、建築問わず、ものづくりに興味がある人たちに受け継がれていくようなサスティナブルな部屋になるようにしたいです。

※記事内の文章は原文を尊重しています。

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